介護する上で欠かせないのが食事であり、介護される側にとっての日常の楽しみとなります。介護食を用意するのは、自宅での介護者です。いかにして介護の負担を減らすかというコツは、“市販の介護食品の利用”にありました。
キューピー株式会社「介護にまつわる意識調査」(2018年11月8日)によると、市販の介護食品の利用が増えているということがわかりました。
「市販の介護食品を利用しているかどうか」という質問に対して、「すべて手作り」は30.4%。「手作りと、市販の介護食品を利用」と答えた人が約半数の52.7%でした。
2017年での同調査結果では、すべて手作りが12.9%減少し、手作りと、市販の介護食品を利用している人が15.4%増加しています。
また、7.1%の人がほとんど市販の介護食品を利用し、9.8%の人が豆腐やレトルトのおかゆなど、介護食として販売されているものではない通常の加工食品を使用していました。
手作りで介護食を作っている人が基本的にはいるものの、市販の介護食品の利用が増えつつあるのが現状です。
市販の介護食品は、栄養バランスはもちろん消化吸収が良く、噛みやすさ・のみ込みやすいもので、飽きがこないように美味しさを追求されています。様々な食品メーカーから多数販売されており、スーパーをはじめドラッグストアでも購入することができます。
平均寿命が右肩上がりの日本において、自宅での介護は長期にわたる傾向にあります。無理なく介護を継続するためにも、3食の中のうちの1品や1食の中の1品として、市販の介護食品を上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。
(グッドライフシニア 編集部)
■高齢者が気をつけたい脱水症状|水分補給のポイントと対策
■おやつを食べて肥満予防!?健康なシニアがしている間食の摂り方とは
■高齢者の熱中症予防と対策|水のちょこちょこ飲みがおすすめ
■高齢者に骨折事故が多発!路線バスでの転倒にご注意
■腸内フローラを整えて健康に長生き!
■放っておくと危ない!高齢者の高血圧(症状や対策)
■高齢者が重症化しやすい夏の食中毒
■お酒は体に良いの?悪いの?アルコールとの上手な付き合い方
■高齢者のむくみの原因と対策
おすすめ施設
■東京23区|おすすめサ高住リスト
■東京都23区外|おすすめのサ高住・高齢者向け賃貸住宅・老人ホーム
■神奈川県|おすすめサ高住・高齢者向け賃貸住宅の一覧
■千葉県|おすすめサ高住・高齢者向け賃貸住宅・老人ホームの一覧
■埼玉県|おすすめサ高住・高齢者向け賃貸住宅一覧