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高齢者の体力が向上している一方、働き盛りの30歳代後半の体力は低下

高齢者ニュース 運動能力調査
8日の体育の日に合わせてスポーツ庁が公表した2017年度体力・運動能力調査によると、 高齢者の体力が向上している一方、働き盛りの30歳代後半の体力は低下傾向にあることが分かりました。

調査は6~79歳の約6万5000人から、世代ごとに一部が異なる項目で体力テストのデータを得たもので、握力や上体起こしなどの項目で、70歳以上の男性と65歳以上の女性が、いずれもこれまでの最高点を更新しました。
65歳から69歳の男性も、点数が上昇するなど、高齢者の体力向上が顕著となりました。

一方、30歳代後半は、現行方式となった1998年度からの20年間で、男女とも合計点の緩やかな低下傾向がみられました。

30代から40代の女性の体力テストの得点は伸び悩んでいて、週1日以上運動している人の割合も40%程度にとどまりました。
この結果について、スポーツ庁は、「女性の社会進出や子育てで、時間がないからではないか」と分析していています。

鈴木長官コメント
「スポーツは一部の人のものではなく、みんなのものです。 皆さん,ぜひスポーツを日常生活に取り入れて、スポーツの力で人生を楽しく健康で生き生きとしたものにして下さい」。

(グッドライフシニア 編集部)


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