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咀嚼回数が減った現代人、噛むことは肥満予防にもつながる

食事を噛む

早食いするほど肥満リスクが

よく噛んで食べることは健康に良い問合われていますが、近年の調査によると、自分の歯で噛むことは「認知症」や「肥満」の予防にも繋がることが分かってきました。

1回の食事の咀嚼回数と食事時間を調べた報告によると、戦前は1420回噛んで食事時間が約22分だったのに対し、現代は620回、約11分と、噛む回数、食事時間ともに半分に減っています。

早食いの習慣がある人ほど肥満度が高いという研究報告があり、早食いをすると脳が満腹を感じるまでに、すでに食べ過ぎてしまうことが考えられます。

30回以上噛むことを目標として、食べ物を一口入れたら箸を置いて、30回噛むまで次を口に運ばないように意識してみましょう。

早食いをやめると得られる効果
よく噛む
・満腹感が得られやすくなり食べ過ぎ・ドカ食いを防止。
・よく噛むことで視床下部からホルモン(神経ヒスタミン)が分泌され食欲を抑制。
・よく噛むことで交感神経が刺激され、代謝が活発になり消費カロリーが増加。
・よく味わうことになり、 うす味や少量でも満足感が得られる。
・よく噛むとだ液がたくさん出て、だ液は口の中を清潔に保ち、むし歯や歯周病の予防につながる。

 
以上のように、噛むことはたくさんの健康効果があります。

バランスの良い食事を、しっかり噛んで美味しく食べるためには、ご自分の歯を健康に保つことが重要です。

噛み合わせが悪い、虫歯、入れ歯が合わないなど心配のある方は放置せず、信頼できる歯科医に早めに相談しましょう。 

 
虫歯大人になったら、歯周病は気になっても、虫歯のことはあまり考えなくなりませんか? 「70歳から大人の虫歯が急増する」のだそうです。そして虫歯で歯を失う危険性も…。なぜ高齢になると虫歯に!?歯科医の坂口豊先生に教えてもらいました。
【歯科医監修】70歳から虫歯急増!歯の数を減らさない7つのお口ケア
 

参考:農林水産省「ゆっくりよく噛んで食べていますか?」
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
 

(グッドライフシニア編集部 松尾)


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