駒込の街情報｜武士の文化が現代でも咲き誇る街 | グッドライフシニア

駒込への移住・転居に役立つ街紹介

東京都豊島区の東部エリア駒込。

「おじいちゃん・おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨からもほど近く、閑静な住宅街がセカンドライフの拠点として魅力的です。

山手線利用で新宿・池袋、上野など都内の主要駅にも簡単にアクセスできます。

今回はそんな駒込の魅力と、移住・転居に役立つ情報をお届けします。

～目次～
1.駒込ってどんな街？
2.駒込の人気スポット
3.駒込への移住・転居に役立つ情報
（家賃相場、福祉サービス、子育て支援）

1.駒込ってどんな街？

駒込は豊島区の東部に位置しています。江戸時代には武家屋敷が集まり、駅南口に広がる「六義園」も、徳川5代将軍綱吉の側用人を務めた、柳沢吉保の下屋敷にある日本庭園でした。

武家屋敷では庭園用に植木の需要が多く、園芸も盛んに行われていました。そのため桜の品種ソメイヨシノも、この駒込で誕生したと言われています。

区内外への交通アクセスも抜群で、駒込駅には、JR山手線と東京メトロ南北線が停車します。

山手線利用で池袋へは7分、新宿へも16分。ほかにも渋谷、品川、上野などの主要駅に乗り入れており、都内の通勤・通学に非常に便利な立地です。
山手線が遅延、運転見合わせなどになったとしても、南北線に乗って迂回しやすいというメリットもあります。

駒込駅周辺はシニアの方が多く住み、夜間まで営業している大型商業施設のない閑静な住宅街。

「おじいちゃん・おばあちゃんの原宿」巣鴨へも歩いていける距離で、身近に同世代の方が多いエリアなら、新天地の生活も心強いですね！

駒込駅周辺

駅北口では駒込発祥、ソメイヨシノの桜並木が来訪者をお出迎え。

駒込駅は、豊島区・文京区・北区の境に位置しており、北口は北区方面に面しています。

商業施設やマンションが建ち並び、旧古川庭園へと向かう道のりには、昔ながらのノスタルジックな風景に出会える、霜降り銀座商店街が営まれています。

東口の駒込銀座とアザレア通りは、豊島区に位置した商店です。渋く、レトロな雰囲気で、商店街を抜けると住宅街が広がっています。

2.駒込の人気スポット

六義園

六義園は徳川五代将軍・綱吉の側用人だった、柳沢吉保が自ら設計・指揮をとり7年をかけて築き上げた「回遊式築山泉水庭園」です。

造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていました。

庭園の名づけには、吉保の文学的造詣の深さが反映されており、紀貫之が中国の漢詩集から転用した和歌の「六体」に由来しています。

庭園の中央には池が配され、その周囲に異なる趣向を凝らした園路を巡らせています。そうすることで鑑賞者はさまざまな視点を楽しむことができます。

現在は、新型コロナウイルス感染対策に則って、原則マスク着用、予約制となっています。

東京染井温泉 SAKURA

巣鴨の住宅街に構える、琥珀色に輝く天然温泉が人気のスーパー銭湯です。約1000万年前の地層から湧き出すお湯は、天然のミネラルをたっぷり含んでいます。保温・保湿効果に優れ、つるつる・すべすべお肌の味方です。

内風呂（大浴場）では副交感神経を刺激し、リラックス効果のある、ぬる湯をに浸かれます。また露天風呂、岩盤浴、お食事処も完備。

遠方まで行かなくても、自宅の近くで英気を養える、近年話題の閑静でモダンなつくりの極上スパです。

東洋文庫ミュージアム

東洋文庫ミュージアムは、三菱第三代社長・岩崎久彌の支援によって、1924年に設立されました。日本・中国の古典書籍を愛した久彌のコレクション、約3万8千点は東洋文庫の柱として寄贈されています（岩崎文庫）。

東洋文庫の蔵書はアジア諸地域の歴史文献（チベット語、タイ語、ペルシア語などの諸言語文献）と、欧文資料、和書の3つがあります。

現在の所蔵数はおよそ95万冊。これほどまでに広範囲の文献をまとめた収集は世界的にもめずらしく、これには国宝や、甲骨文字片、14世紀のコーランなど、多くの貴重資料・コレクションが含まれています。

3.駒込への移住・転居に役立つ情報

駒込の家賃相場

実際に駒込に住むことを考えるなら、まずは家賃相場をおさえておきたいですよね。下の表では豊島区を走る山手線停車駅の中から、巣鴨、大塚と平均家賃を比較しています。

この3駅は、新宿駅からの運賃が同額の170円。大塚駅寄りの方が池袋に近く、繁華街やショッピングモールなどの商業施設が豊富です。その分、平均家賃も高くなる傾向にあります。

一方駒込寄りのエリアは、大型商業施設が少なくなるとは言え、池袋まではおよそ7分。平均家賃も低めに抑えることができます。
通勤・通学などのライフスタイルと合うならば、駒込駅は魅力的なエリアといえるでしょう。

	駒込駅	巣鴨駅	大塚駅
1LDK	14.73万円	15.19万円	15.98万円
2LDK	23.36万円	23.60万円	20.98万円

豊島区の福祉サービス

駒込のある豊島区では、住民登録している65歳以上の人を対象に、100円で区内の銭湯に入浴できる「としま・おたっしゃカード」を配布しています。

健康促進を目的にしたユニークな取り組みで、カード提示で年間30回利用できます。

また、栄養バランスのとれた食事を自宅に届ける配送サービスや、要介護4以上の在宅高齢者に向けた出張理容サービスも実施しています。

さらに豊島区は子育て支援にも大変意欲的。区民は手厚いサポートが受けられます。

2018年10月には「としまの里親プロジェクト」という、里親家庭を支援する新しいプロジェクトも発足しました。そのほか詳細は豊島区のホームページをご覧ください。

【東京23区の福祉情報】　日本の福祉制度は全国で共通するものではなく、各自治体によって利用できるサービスに違いがあります。その違いを分かりやすくエリア別にまとめました。2021年5月21日

駒込でシニアにおすすめの住まい

駒込でセカンドライフに備えた新居を検討されている方には、バリアフリー設計で、緊急駆けつけサービスなどがついた高齢者向けの賃貸住宅をおすすめしています。

安否確認やコンシェルジュによる生活相談サービスなども実施し、暮らしの安全水準向上に努めています。

近年は、子ども世代による親の「呼び寄せ」や「近居」などの生活スタイルにも適応していることから、需要の高まりが予想される高齢者専用の賃貸住宅です。

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駒込周辺
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