
腸内環境を整える腸活は、免疫力の維持や便秘対策など、シニアの健康づくりには欠かせません。最近腸活に役立つとして注目されているのが、米やさつまいもなどに含まれる「レジスタントスターチ」。
今回はレジスタントスターチの特徴と、腸活にぴったりのさつまいもヨーグルトサラダのレシピをご紹介します。
炭水化物なのに健康に良い?」レジスタントスターチの驚きの効果とは?
腸活や血糖値対策に役立つレジスタントスターチについて、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
■レジスタントスターチとは?腸活&血糖値対策に役立つ炭水化物の効果
腸活にぴったりのさつまいもヨーグルトサラダのレシピ

ヨーグルトの乳酸菌は、腸内で善玉菌として働きます。さつまいものレジスタントスターチは善玉菌が増えるのを助けるため、さつまいもとヨーグルトは腸活に良い組み合わせです。
食物繊維や鉄が豊富なレーズンや、血糖値を上げにくいはちみつも使う、身体にやさしい栄養豊富なレシピです。
【材料(2人分)】
・さつまいも(皮付き)…正味120g(中1/2本分)
・ドライレーズン…大さじ1
・くるみ…5~6粒
・プレーンヨーグルト…大さじ3
・はちみつ…小さじ1
【作り方】
①さつまいもは皮がついたままいちょう切りにし、やわらかくなるまで塩茹で(塩は分量外)して冷ましておく。

②くるみはフライパンで乾煎りし、包丁で粗く刻む。
③①・②、レーズン、プレーンヨーグルト、はちみつを合わせ、冷蔵庫で冷やしていただく。

レシピのポイント
さつまいもに含まれる腸活に良い成分レジスタントスターチは、冷やすことで増えることが知られているため、食べる前によく冷やしておきましょう。レーズンがヨーグルトの水分を吸い、濃厚な味わいを楽しめますよ。
栄養成分値(1人分)
たんぱく質2.6g
脂質6.2g
炭水化物29.5g
食塩相当量0.15g
食物繊維2.5g
※参照:文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
シニアが意識したい腸活には、米やさつまいも、じゃがいもなどからの食物繊維やレジスタントスターチの摂取が欠かせません。また適度な運動や、水分摂取も心がけましょう。ぜひ腸内環境を整えて、元気な毎日を過ごしてくださいね!
(グッドライフシニア編集部)
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筆者:広田千尋管理栄養士。保健センターや病院に勤務し、生活習慣病予防や低栄養予防など、中高年から高齢者の栄養サポートに従事する。現在はフリーランスとして独立し、食や栄養に関するコラム執筆や、身近にある材料でおいしく健康になれるレシピ作成などの活動を行っている。
