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身近に潜む骨粗しょう症(骨粗しょう症とは)

骨粗しょう症とは、骨の密度がスカスカになり、ちょっとしたことで骨折を起こしやすくなる病気のことです。

現在、日本では1000万人以上の方が骨粗しょう症になっていると言われており、その数は社会の高齢化に伴って年々増加傾向にあります。
骨粗しょう症

骨粗しょう症の症状、原因

骨粗しょう症の主な原因は、『加齢』にあると言われています。

骨粗しょう症になっても日常生活で大きな痛みを感じることは少なく、重いものを持ったときや席を立ったときに腰や背中が少し痛む程度のものしかありません。

しかし、病状が進むと転倒などのふとした拍子に“骨折をしやすい体”になってしまいます。また、スカスカになった骨が潰れ、身長が縮んだり、腰が歪曲したりすることもあります。

細胞と同じく、骨も日々破壊と再生を繰り返しており、加齢によってそのサイクルが崩れることで徐々に骨が弱くなっていき、骨粗しょう症を引き起こしているのです。ほかにも、運動不足や日光の照射不足など、日々の生活習慣にも一因があると言われています。

骨折したら寝たきりに繋がる

「骨折したとしても治ってしまえば日常生活に影響はないだろう」と考える人もいるかもしれません。しかし、若い方に比べて高齢者の方の骨は治りにくいのが実状です。

また、一度骨折してしまうと再び骨折をする危険性も高まってしまいます。なかでも太ももの付け根部分を骨折した場合には、歩行が困難になり“寝たきりの生活”を余儀なくされる危険性まで秘めています。

厚生労働省が2016年に発表したデータを参照すると、寝たきりに相当する要介護度5になった方の原因として、第3位に骨折・転倒が入っています。骨粗しょう症は早急な対策が必要と言えるでしょう。

骨粗しょう症対策には食習慣の改善と十分な運動を(予防や治療など)

では、どのようにして予防・治療を行っていけばいいのでしょうか。

医師の診断を受けて薬物療法を行ったり、骨密度測定を受けたりするのも手段の1つです。

また、食事の改善や運動習慣を身に着けるといった些細なことも十分に予防につながります。小魚や大豆製品を始めたとしたカルシウムを多く含む食品を食事に取り入れたり、ウォーキング程度の簡単な運動を継続して行ったりしていきましょう。

サ高住などのバリアフリー住宅に住み、転びにくい環境で生活していくことも骨粗しょう症による骨折防止につながっていくことでしょう。

骨は私たちの生活に必要不可欠なものです。骨を健康な状態に保つためにも、一刻も早い予防・治療を行うようにしていきましょう。

(文:グッドライフシニア編集部 ライター谷村行海)


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