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サ高住と高齢者向け賃貸はここが違う!サービスや設備を徹底比較

サ高住と高齢者向け賃貸違い

「サ高住」と「高齢者向け賃貸」はどちらも60歳以上のシニアを対象とした賃貸住宅です。介護不要あるいは介護度が低いシニア向けの物件を探していると、このいずれかにたどりつくことも多いのではないでしょうか。

しかし、同じ賃貸といっても「サ高住」と「高齢者向け賃貸」にはサービスなどに違いがあります。まだまだお元気な高齢者だからこそ「どんな生活をしたいか」に沿って正しく選択したいところです。

こちらのページでは「サ高住」と「高齢者向け賃貸」を徹底比較し、後悔のない住まい選びのためのヒントを解説します。

 

 

1.サ高住と高齢者向け賃貸の違いを一覧で見る

「サ高住」「サ付き」などの略称でおなじみのサービス付き高齢者向け住宅、そして「高齢者向け賃貸」。じつはその違いわずかです。

しかし、些細な違いでもより快適な暮らしを実現したいなら無視できません。まずは比較表で見てみましょう。

項目 サービス付き高齢者向け住宅 高齢者向け賃貸
契約形態 賃貸借契約 賃貸借契約
入居条件 原則として60歳以上

主に自立~軽度の要介護

原則として60歳以上

介護を必要としない方

費用 敷金:家賃の2~5ヵ月分

月額費用:10~30万円

※施設により異なる

敷金:家賃の2〜3ヵ月分

月額費用:10~50万円

管理費:2万円〜

※施設により異なる

居室面積 個室(原則25㎡以上)

※条件を満たせば18㎡以上でも可

個室(原則25㎡以上)

※条件を満たせば18㎡以上でも可

主なサービス 安否確認、生活相談、生活支援(掃除や買い物代行など) 安否確認、緊急対応、生活相談(提携病院の紹介、介護サービス利用に関する相談など)
介護サービス 必要になった場合は外部の事業者を利用する(実費) 必要になった場合は外部の事業者を利用する(実費)

 

2.充実したサービスが特徴の「サ高住」

サ高住と高齢者向け賃貸違い2

「サ高住」ことサービス付き高齢者向け住宅は、その名の通り充実したサービスを特徴としています。

国土交通省、厚生労働省の共管により平成23年に誕生し、現在では全国で269,466戸が登録されている(令和3年8月末時点:出典一般社団法人 高齢者住宅協会)など、ここ10年ですっかり身近な存在となったといえるでしょう。

高齢者向け賃貸の一種なので、有料老人ホームより初期費用もかからず入居できたり、契約を解約すればすんなりと退去できたりといった気軽さが人気です。ただし、一般賃貸とは違って、サービス付き高齢者向け住宅として認可されるには、ハード面・サービス面で次の条件をクリアしていなければいけません。

「サ高住」ハード面

  • バリアフリー構造であること
  • 各専用部分の床面積が25㎡以上(条件によっては18㎡以上)
  • 各専用部分にキッチン、水洗トイレ、収納設備、洗面設備、浴室を完備(条件によっては共用部分への設置でも可)
  •    

    「サ高住」サービス面

  • ケアの専門家による安否確認サービス(毎日の個室巡回)
  • 生活相談サービス(買い物、家族への連絡代行など)
  • その他、95%の「サ高住」が食堂を併設(出典:近畿大学住居福祉研究室)しているので「食事作りが面倒」「栄養の偏りがない食事をしたい」といった人にもおすすめです。

    サ高住の詳しい記事はこちらをご覧ください。
    サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?
     


    グランドマスト新大阪積水ハウス「グランドマスト」は、シニアが安心・快適に暮らすためのサービスとレストランを併設した賃貸住宅です。
    「グランドマストシリーズ」その魅力とは?
    「グランドマスト・シリーズ」物件一覧2021年10月4日

     

    介護が心配なら「サ高住」がおすすめ

    一般的な「サ高住」では健康な高齢者のクオリティ・オブ・ライフを維持するためのサポートが充実しています。できれば介護を受けず少しでも長く自立して生活したいと考えている人にもぴったりといえるでしょう。

    万が一、介護が必要になったとしても外部の在宅介護サービス紹介してもらうこともできます。

    さらに、すでに介護が必要な状態の人でも「サ高住」には介護型もあります。施設内に介護スタッフが常駐して生活支援はもちろんの介護サービスも受けられるので安心です。

    注意したいのは介護型「サ高住」は賃貸借契約ではなく利用権契約が多いという点ですが、終身建物賃貸借制度の適用となる場合もあります。そういった「サ高住」を選択すれば、最期まで心配なく住み続けることができるでしょう。

     

    元気なシニアが契約しやすい「高齢者向け賃貸」

    サ高住と高齢者向け賃貸違い3

    まだまだ元気なシニアでも、一般賃貸を契約できない例は少なくありません。「60歳以上お断り」などの明記はなくても、実質、高齢者NGとしている一般賃貸は多いのです。

    大家、不動産会社にとって家賃滞納、孤独死などシニアをめぐるリスクは大きな気がかりといえます。その点「高齢者向け賃貸」ならば、賃貸借契約で嫌な思いをする心配はありません。

    ただし「高齢者向け賃貸」は一般賃貸とは異なり身元引受人が必須です。心当たりがなければ保証協会を利用するという方法もあります。あとは預貯金、年金があれば無職でも、一般賃貸のように「退職して収入がない」という理由で断られることもありません。

    「高齢者向け賃貸」は「サ高住」と違い、必ず満たしていなければいない条件はありません。しかし、おおむね次のような特徴があります。

    「高齢者向け賃貸」ハード面

  • バリアフリー構造
  • 各専用部分の床面積は25㎡(条件によっては18㎡)
  • 各専用部分は一般的なマンションと同じでキッチン、水洗トイレ、浴室などを完備
  • 「高齢者向け賃貸」サービス面

  • 安否確認サービス、生活相談サービスなどがついている場合もある
  • 介護サービスは各自、外部の事業者を利用
  •  

    より自由に暮らしたいなら「高齢者向け賃貸」

    「高齢者向け賃貸」も「サ高住」とハード面、サービス面ともに大差ないことがわかりました。だだし「高齢者向け賃貸」は「サ高住」のように必須条件ではないため、物件ごとに違いがあります。必ず自分が希望する点を満たしているかどうかチェックするようにしましょう。

    たとえば「高齢者向け賃貸」も一定の安否確認は行っていますが「サ高住」のように毎日、ケアの専門家が個室を巡回してくれるとは限りません。食堂がない「高齢者向け賃貸」が大半ですが、料理や食べ歩きが趣味の人にはその方が好都合でしょう。

    また、旭化成「ヘーベルVillageシリーズ」のように居室面積は平均40㎡という「サ高住」以上にのびのび暮らせる「高齢者向け賃貸」もあります。プライベート重視でよりアクティブに過ごしたいシニアにおすすめの「高齢者向け賃貸」なのです。


    高齢者夫婦旭化成「ヘーベルVillage」は、60歳以上のシニアが安心快適に暮らせるサービスの付いた賃貸住宅です。
    旭化成「ヘーベルVillage」、その魅力とは?
    首都圏の「ヘーベルVillage」一覧ページ2021年10月4日


    高齢者向け賃貸の詳しい記事はこちらをご覧ください。
    高齢者向け賃貸住宅とは?
     

    まとめ

    シニア

    「サ高住」と「高齢者向け賃貸」には大きな違いはありません。いずれもバリアフリー設計なのはもちろん、少なくとも25㎡以上はあるキッチン・トイレ・バス完備の個室でプライバシーを保ちながら過ごせるのが魅力です。

    さらに「サ高住」ならば毎日必ず個室訪問を行うなど、より手厚い見守りサービスを受けられます。一方の「高齢者向け賃貸」も緊急駆けつけサービス、健康相談サービスなどのサポートがあり、やはり一般賃貸より安心して暮らせるのは間違いありません。

    食堂もある「サ高住」では他の入居者とのコミュニケーションも期待できますし、一方の「高齢者向け賃貸」ならばよりこれまでの自宅生活と変わらない自由を満喫できるでしょう。まずは「これからどんな生活をしたいか」思いめぐらせるところから、住まい選びをスタートしてみてはいかがでしょうか。

    (グッドライフシニア編集部 川端)


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