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足のしびれや腰の痛みが出る脊柱管狭窄症(症状や治療について)

脊柱管狭窄症

高齢者に多い腰痛の原因、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、脊柱管が狭くなり神経が圧迫される病態です。長く続く痛みやしびれは、いつまで続くの?と不安になりますよね。

今回は、脊柱管狭窄症の原因や治療、高齢者では何に気を付けたらよいのかなどについてお伝えします。

 

1.脊柱管狭窄症とはどんな病気?

脊柱管狭窄症背骨は椎骨(ついこつ)という骨が首からお尻までブロックのように積み重なってできており、その中には椎孔(ついこう)という神経を通す穴があります。

この神経組織の通り道である穴と周りの靭帯をあわせて脊柱管といいます。

一方、縦に積み重なる背骨と背骨の間には椎間板というクッションの役目をする組織がありますが、この組織は加齢とともに膨らんだり、形が変わったりすることがあります。

脊柱管が狭くなり、足(下肢)のしびれや腰の痛みが出現するのが脊柱管狭窄症です。脊柱管が狭くなる原因は、神経周囲の靭帯の硬化、椎間板の突出、腰椎すべ使用など腰の疾患の影響などがあります。

脊椎

どの世代に多い?

脊柱管狭窄症自体が、脊柱管の老化または、もともとある背骨の病気に老化が加わったことで起こるものですので、50歳以降の発症が多く、とくに70歳以上は4割の方がかかっているともいわれています。

日本では360万人以上の患者さんがおり、高齢者の10人に1人は脊柱管狭窄症だともいわれています。

男性と女性では圧倒的に男性が多い病気です。整形外科に通院されている腰痛の患者さんでも、実際に脊柱管狭窄症の病名がついている方は多いなと感じます。

主な症状

腰痛・下肢症状が主な症状です。下肢症状は、太ももの裏側に筋状の痛みや痺れが出たり、冷感や灼熱感が出たりします。

また、間欠跛行というものがあります。これは、数メートル歩いて痛みやしびれが出現して歩けなくなり、立ち止まって休むとまた歩けるようになる、というものです。脊柱管狭窄症に特徴的な症状ではありますが、下肢静脈瘤でも間欠跛行の症状が出る場合があります。

なお、画像診断上狭窄があっても、痛みやしびれなどの症状が出ない場合もあります。
 

3.脊柱管狭窄症になると何が困るのか?

それでは、脊柱管狭窄症になると何が困るのか?具体的な症状と合わせて説明していきましょう。

ADL(日常生活動作)低下が起きやすい

「ウォーキングが好きだったけど、歩くとしびれるのが嫌で、歩かなくなった」という患者さんがいます。間欠跛行やしびれが出現するため歩行がおっくうになり、運動量が低下するのです。

高齢であるとそれだけで筋力が低下しやすい状態であるのに、運動量を減らせば筋力が低下します。結果として歩行時のふらつきなどが出現し、徐々にADLが低下していくリスクがあるのです。

高齢による知覚低下により受診が遅れる

高齢になると皮膚の知覚に加え、痛みやしびれに対しても感覚が鈍くなる場合があります。脊柱管狭窄症の症状があっても自覚しにくいのです。

結果として、脊柱管狭窄症がかなり進行してから初めての受診になり、レントゲンの所見と本人の症状が一致しないケースもあります。症状が進んでから病院を受診しても、神経の炎症も進んでいる場合があります。

背中が曲がっている、休み休みでないと歩けないなどの症状が出る場合は、自覚症状があいまいでも早めに受診したほうが良いでしょう。
 

4.日常生活でやってはいけないこと

脊柱管狭窄症

腰へ負担をかけない

もともと脊柱管が狭くなっている状態です。腰をそるなどすると、さらに脊柱管を狭くして痺れや痛みを悪化させることもあります。自己流の運動はせず、どんな運動がよいかは主治医に相談して行うようにしましょう。

また、重いものを持つことも脊柱管への負担となります。どうしても持たなくてはいけない場合は、モノを自分に近づけ、背中を曲げずに持ち上げましょう。

脊柱管狭窄症の人は日常生活では、姿勢を正しく保つことが大切です。神経の圧迫は腰をまっすぐに伸ばして立つと強くなり、前かがみになるとやわらぎます。歩行時は杖をついたり、シルバーカーを押したりするなど腰を少しかがめるようにしましょう。

肥満

肥満は支えなければならない体重の負荷が増えます。重さ自体が脊柱管への負担になるのです。腰が悪い人は痩せなさいとはよく言いますが、とくに脊柱管狭窄症では体重負荷は減らすのがベストです。

運動不足

運動不足になるととくに下肢の筋力、腰部周辺の筋力が低下します。骨や軟骨の世綿部分をカバーして支えてくれるのが筋肉です。脊柱管が弱った分、腹筋・背筋など、しっかりとした支えが必要です。運動不足は全身の筋力低下を招くので、出来る運動を毎日続けましょう。
 
最近の研究では、運動自体が慢性的な疼痛を軽減するという効果が分かっています。痛いから動かないのではなく、慢性的な痛みはむしろ動いた方が軽減する効果が期待できるのです。
 

4.治療はどのようなことをするのか

加齢で狭くなった脊柱管が再び広くなることはありませんし、すり減った腰椎の椎間板が再生することはありません。

よって、病院の治療では、症状が軽いうちは保存療法を行います。保存療法では内服により痛みやしびれに対処したり、消炎鎮痛剤や神経ブロック注射を行ったりするのが一般的です。

コルセットなどの装着やリハビリなどで血流を促したりして痛みの軽減を図りますが、これらの方法でもよくならない場合は手術を行うこともあります。

また、痺れや痛みが強くなったり、神経障害によって尿や便が出にくい(膀胱直腸障害)が出たりした場合は手術になります。ただ、「手術によって痛みはとれたが痺れは残った」という患者さんは多いものです。

手術による治療効果がどれほどかは医師とよく話し合い、納得したうえで治療を決める必要があるでしょう。
 

5.まとめ

高齢者の脊柱管狭窄症で困る事についてお伝えしました。腰の痛み、足のしびれがあるとつい、運動を避けてしまいがちですが、痛いからといって動かないでいると筋力低下からADLの低下を招くリスクがあります。

治癒が見込めないのはつらいところですが、運動や治療を取り入れ、病気とうまく付き合っていく方法を見つけていきましょう。
 

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島谷柚希(しまたに・ゆずき)筆者:島谷柚希
医療・健康ライター。看護師、介護支援専門員。整形外科などの医療機関や介護施設などで20年以上働いてきた経験を生かし、介護予防や健康に関する情報を発信。2021年10月には「看護師歴20年の私が伝える健康法 自分観察で疲れにくい体になる!」(Kindle本)を出版。 

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