カラダが喜ぶ食べ物はなに!?
健康に良いといわれる食材はたくさんありますが、情報が多すぎて何を食べればいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今日は、医師専用サイト「MedPeer」が行った『医師7万人のアンケートでわかる。お医者さんのベストチョイス!』 から、医者が健康のために積極的に食べている食材ベスト5と、その食材の健康効果についてご紹介します!
第5位:りんご
第5位にランクインしたりんごは、古くから「1日1個のりんごは医者知らず」と、ことわざに出てくるほど健康に良い食材です。
ペクチンなどの食物繊維が腸内環境を整えるほか、コレステロールと血圧を下げ、心臓病や脳卒中の予防になるともいわれています。
デザートやスムージーにも使いたい食材です。
第4位:ブロッコリー
4位にランクインしたブロッコリーは、野菜の中でもタンパク質が豊富です。さらに、ビタミンAやCを多く含み、美肌の維持や風邪予防に役立ちます。
そして、ブロッコリーにはスルフォラファンというフィトケミカルが含まれており、体内の解毒作用や抗酸化酵素の生成を促進します。
これにより、がん予防やピロリ菌の抑制にも効果があるとされています。
冬から春にかけてが旬の季節で手に入りやすい時期です。積極的に食事に取り入れてみてください!
第3位:納豆
納豆などの大豆製品がホルモン系の悪性腫瘍を抑制する効果や、血をサラサラにする効果がある、という理由で3位となりました。
発酵食品は腸内環境を整えるといわれていますが、大豆は”畑の肉”とよばれるほど植物性タンパク質を豊富に含み、健康効果が高いことでも知られています。
第2位:ヨーグルト
第2位はヨーグルト。腸内環境を整えるだけでなく、アレルギー、免疫機能の改善のほか、カルシウム補給のために多くの医師が摂取しています。
花粉症にもヨーグルトが良いといわれています。
腸は全身の免疫細胞の約7割が集まり、腸が免疫のカギという声もあり、ヨーグルトも習慣にしたい食材ですね。
第1位:トマト
栄えある1位に輝いたのはトマトです!
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがありますが、やはり、多くのお医者さんもトマトジュースを飲んだり、生で食べたり、接触的にトマトを摂取しています。
トマトは抗酸化作用があるリコピンのほか、疲労回復効果があるクエン酸、身体を作るアミノ酸など、美容と健康に良いとされる成分がぎゅっと詰まっています。
また、食事の30分前にトマトジュースを摂取すると、食後の血糖濃度が改善されるという論文も発表されています。
http://apjcn.nhri.org.tw/server/APJCN/29/3/491.pdf
コンビニでも購入できるトマトジュースは、野菜不足の人にとって手軽に栄養補給できる食材なので、積極的に取り入れたいですね。
トマトはむくみ解消にも一役買ってくれます。
■むくみ解消!NGな食べ方・コンビニで手に入る効果的な食べ物を管理栄養士が解説
トマトに多く含まるリコピンは油に溶けやすい性質を持っているため、油と一緒に摂取すると体内への吸収率が向上します。
筆者も朝食の前にトマトジュースを飲んでいますが、オリーブオイルをちょこっと垂らして飲むのもおすすめです。
なお、トマトジュースを購入するさいは、無塩のものを選びましょう。
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6位~30位の食材は?
医者が健康のために食べている食材の6位が青魚、7位しいたけ、8位大豆、9位のり、10位わかめなどがTOP10入りしています。
TOP30は以下の表の通り。
栄養価が高かったり、食物繊維が豊富だったり、低脂肪だったりと、どれも体に良さそうな食材が選ばれていますよね。
(番外編)お医者さんが食事で心がけていることは?
「バランスのよい食事を心がけている」「野菜や発酵食品を多く摂取するようにしている」「朝食・昼食はしっかり、夕食は軽めに取る」という声が多かったようです。また、食べる時間帯としては「夜21時以降はなるべく食べない」「規則正しく食事を取る」、食事の際には「野菜から食べるようにしている」「ゆっくり食べる」「腹八分目にとどめておく」といった工夫をしている医師が多いようです。
健康の知識が豊富な医師が、自ら健康のために食べている食材、「健康のために何を食べようかな」と迷った時は、ぜひ参考にしてみましょう。
(グッドライフシニア編集部 松尾まみ)
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