【同居・呼び寄せの実話集】親にどう切り出した？トラブル回避のポイント｜まとめ

実話集

同居や呼び寄せ、近居を考えるとき、家族でよく話し合いをすることが大切です。その際、適切な準備とプランを考え、親の気持ちを尊重しながら慎重にすすめていくことが、後に大きなトラブルに発展しないための大切なポイントです。

切り出し方によっては親の自尊心を傷つけ、同居・近居をかたくなに拒否されてしまったり、いざ同居をしてみたら生活スタイルや住宅事情が合わず、関係性がぎくしゃくしてしまうこともしてしまうことも少なくありません。

同居や呼び寄せ、近居には、それぞれメリット・デメリットがあります。たとえば、同居することで親孝行をすることができたり、お互いの生活費を節約できたりする一方で、プライバシーがなくなったり、ストレスが増えたりすることもあります。

実際に同居や呼び寄せ、近居をした方々の体験談をご紹介します。ぜひ参考になさってください。

1.同居に失敗！親の呼び寄せは近居のほうがうまくいく場合も

高齢者

親の健康や生活状況を考えて、同居をスタートしてみたものの「うまくいかなかった」ということは珍しいことではありません。

住宅事情や生活スタイルの問題、過干渉や無関心など、親との同居が難しい理由は様々で、仮にうまくいかなかったとしても、誰が悪いというわけではないのです。

同居をしたもののうまくいかなかった方は、実際どのようなことにストレスを感じ、同居を解消することとなったのでしょうか。

今回は、実際に「親と同居」したがうまくいかなかった子世代の方4名にお話を伺いました。

同居をはじめるにあたって気をつけるべきポイントや、もし同居が生活スタイルに合わなかったときにどうすべきかを、その問題点を探るべく、リアルな「生の声」を見ていきましょう。

親の介護イメージ

進学や就職を機に子どもが拠点を都心部に移し、地元に住んでいる親とは離れて暮らしているのは非常によくあるケースです。

高齢の親が遠くで暮らしていると心配事が多いものです。地元に戻るべきなのか、それとも親を都会に呼び寄せるべきなのか、思い悩む方もいらっしゃると思います。

一度は両親の住む地元へ戻ろうと考え、最終的には親を呼び寄せる選択をしたお二人の体験談をご紹介します。

・田舎暮らしを経験し「現実的な選択肢」を選んだ（Uさん60歳）
・いずれ老老介護になることに気づき自分たちのシニアライフの計画もたてた（Eさん62歳）

「ベストではなくてもベターな選択をすること」を念頭において、親世帯・子世帯の双方にとって快適な生活スタイルを見つけていきましょう。

体験談

高齢になりつつある親や家族に、施設や老人ホームをすすめるのはなかなか難しいもの。こちらでは、「遠方に住むひとり暮らしの母親の呼び寄せ」を経験したNさんの体験談をご紹介します。

Nさん夫妻は母を東京へ呼び寄せたほうがいいだろうと話し合い、老人ホームやサービスなどのパンフレットなどを持参して帰省。

ところが、地元で元気いっぱいに地域活動にも参加している母親は、まるで他人事のように返事をしたそう。「おふくろ、ちょっとボケてきたんじゃないか」とつい口に出してしまったNさんに怒り心頭となり、もはや話を聞こうともしない母親を置いて、Nさん夫婦はあきらめて帰宅しました。

その後、専門家に相談して、どう親を説得していったのか、「親を呼び寄せる時の話し方のポイント」にも注目してご覧ください。

以上、同居・呼び寄せの参考になる記事のご紹介でした。

揉め事回避のためのポイントなど、実際に体験した方の言葉はとてもリアルです。ぜひ参考になさってください。

（グッドライフシニア編集部）

2023年9月18日