「糖尿病」はメディアなどでもよく取り上げられており、一度は耳にしたことがある病気だと思います。
もしかしたら、身近な方の中にも、治療中の方がいらっしゃるかもしれません。
何となく「暴飲暴食などによる肥満からくる生活習慣病」といったイメージがあるかもしれませんが、糖尿病の初期症状では体重が減ることもあるようです。
今回は、知っているようで意外と知らない糖尿病の原因とその予防策、糖尿病とは切っても切れない関係の血糖値についての記事をご紹介します。
1.糖尿病の種類や原因、その症状は?生活習慣を見直して予防しよう!
2.血糖値を抑える食事法│シニアが知っておきたい4つのポイントとは
3.食後の眠気は血糖値スパイクかも!?予防するための食べ方・食事の過ごし方とは
1.糖尿病の種類や原因、その症状は?生活習慣を見直して予防しよう!
糖尿病は、体内のインスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまい、高血糖が慢性的に続く病気です。
糖尿病には大きく分けて、「Ⅰ型糖尿病」「Ⅱ型糖尿病」の2つのタイプがあります。
糖尿病は自覚症状がないまま進行することが多く、また合併症も引き起こしやすい病気のため、様々なリスクがあります。
初期の段階では、疲れを感じやすい、のどが渇きやすい、体重が減る、食欲が増えるといった症状が現れます。
症状が進行してしまうと、脳梗塞や心筋梗塞、痛覚を鈍らせ手足の壊疽を引き起こしかねない、合併症などのリスクが高まります。
糖尿病の予防策は何といっても、食生活の見直しと適度な運動が大切。
詳しい記事⇒糖尿病の種類や原因、その症状は?生活習慣を見直して予防しよう!
2.血糖値を抑える食事法│シニアが知っておきたい4つのポイントとは
「美味しい食事をもりもり食べたい!でも健康診断で血糖値が引っかかってしまったから我慢しなくちゃ…」そんなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
血糖値が高い状態が続くと、全身の欠陥や神経がダメージを受けてしまい、糖尿病をきっかけとした合併症を引き起こすリスクがあります。
「血糖値に配慮した食事を・・・」と言われるのはこのためです。
このため糖尿病になると、薬を使用するなどして血糖値を下げる必要があるのです。
血糖値を抑える4つのポイントは、炭水化物を食べ過ぎない、食事の最後に炭水化物を食べる、低GI食品を意識的に選ぶ、腸内環境を改善することが大切です。
詳しい記事⇒血糖値を抑える食事法│シニアが知っておきたい4つのポイントとは
3.食後の眠気は血糖値スパイクかも!?予防するための食べ方・食事の過ごし方とは
睡眠時間はちゃんと取っているはずなのに、食事の後は必ず眠気に襲われる。午後の仕事は集中力がつづかない。
その眠気の原因、ひょっよとすると「血糖値スパイク」かもしれません。
食後短時間のうちに血糖値が急上昇、急降下する血糖値スパイクは、その乱高下により血管を傷つけ、動脈硬化を引き起こすことも!また、食事を長時間抜いたのちに検査する健康診断では、病気を見つけることが難しく「隠れ糖尿病」のひとつとも言われています。
この眠気は安全なものなのか、危険なものなのか。血糖値の値による各症状や、検査方法、自分の生活習慣や体質が抱えるリスクを確認して、自身の健康寿命について振り返って見ましょう。
詳しい記事⇒食後の眠気は血糖値スパイクかも!?予防するための食べ方・食事の過ごし方とは
(グッドライフシニア編集部)
■風邪でも花粉症でもないのに鼻水が止まらない!この時期に多い寒暖差アレルギー
■認知症と間違えやすい「老人性うつ」
11~3月がピークに!高齢者が気をつけたいノロウイルス
「かくれ脱水」にご注意!脱水症の予防と水分補給のポイント
健康管理
■体力が弱った高齢者が特に気をつけるべき6つの病気(症状と予防策)
■脳血管疾患(脳卒中)の症状や原因を知って予防を心がけよう
■ 放っておくと危ない!高齢者の高血圧(その症状や対策)
■脳血管疾患(脳卒中)のリハビリは急性期から始めることが大切
■油断は禁物!高齢者の低血圧にひそむリスクとは?(原因・予防・ 対処法)
■高齢者が発症しやすい「胃食道逆流症」の原因と対策
■LDL(悪玉)コレステロールは何が「悪」?体への影響を知って動脈硬化を予防しよう
■骨粗しょう症の原因と予防法
■LDL(悪玉)コレステロールは何が「悪」?体への影響を知って動脈硬化を予防しよう
■その不調、薬の副作用かも?高齢者が気を付けたい服薬トラブル(原因と対策)
■「介護予防」に取り組んで健康寿命を延ばそう!
■【歯科医監修】70歳から虫歯急増!歯の数を減らさない7つのお口ケア
■【薬剤師が教える】お薬手帳の正しい使い方|シニアが確認しておきたい6つのポイント
【薬剤師が教える】お薬手帳アプリとは?紙とアプリはどちらがおすすめ?